「5年後のあなたはどうなっていると思いますか?」
この質問では、あなたが一通りの仕事を覚えることが出来た後、どのようなことをしたいと考えているか、具体性をもって答えることができるかを測ることを目的としています。もちろん、あなたはその企業についてまだ何もしらないことばかりでしょうから、本当の意味での「具体性のある話」というのは出来ないかもしれません。
しかしそれでも、あなたがどれだけその企業に対して研究していて、どれだけ熱意を持っているかを伝えることが求められるのです。また、あなたがどれだけポジティブな成功イメージを持っているかどうかも試されます。最終面接に近い段階で尋ねられることが多いでしょう。 回答の流れとポイントは下記のとおりです。
- 5年後のあなたを解説
5年後に、あなたがどのような人材になっているかを語ります。 - 5年後に理想のあなたが、どんなことをやりたいかを解説
今のあなたではなく、5年後に理想のあなたになっているとして、どのようなことをその企業で実現したいかを解説します。あまりにも非現実的な話(超能力人間になる、世界中から戦争をなくす、など。)ではいけませんが、大きな夢を熱く語りましょう!
回答例(1)
[5年後のあなた]私は、5年後には、英語や中国語をビジネスの場で当たり前のように使いこなし、東アジア地域の様々な顧客からの信頼を集め、一人前の商社マンとして活躍していると思います。[あなたの夢]そして、私は、御社がこれから一層力を入れようとされているメタンハイドレートやその他新たなエネルギー資源を利用した新しいエネルギービジネスに従事し、その新たなエネルギービジネスが御社のビジネスの新たな柱として貢献していると思います。そして、資源小国の日本を資源立国トップとして盛り立て、更には、世界中のエネルギー問題を解決し、平和をもたらすための一助となるような仕事をしていきたいと思っていると思います。