「学生と社会人の違いは何だと思いますか?」 この質問は、「あなたにとって仕事とは何ですか?」という質問にも通じる、あなたの職業観について尋ねる質問です。特に、学生と社会人のその「責任の重さの違い」に注意して、回答することがポイントです。 回答の流れとポイントは下記のとおりです。
- あなたの考え
あなたの考えを簡潔に述べます。特に、社会人の背負うことになる「社会への責任」という点に重きをおくとよいでしょう。 - あなたの考えの理由の解説
あなたが何故そのように考えるのかを具体的な理由と共に解説します。具体的にエピソードがあれば、より理解してもらいやすくなります。特にその企業の内容に触れると話しやすいでしょう。 - あなたの夢・展望
あなたが仕事を通してどうなっていきたいのかをアピールします。
回答例(1)
[あなたの考え]私は、学生と社会人の大きな違いは、日々の一つ一つの決定が多く人の生活を動かすぐらいに影響力のあるようなことに携わる、その規模の大きさと責任の大きさだと思います。[あなたの考えの理由]私は、御社を志望するにあたり、御社の事業内容を研究させていただいたのですが、その仕事の規模の大きさに非常に驚きました。毎日の医薬品から食料品まで、その製造に御社が関わっていないことはまず無いと言われております。その人々の毎日を支える資源の調達が御社の使命であるわけですが、もし、船が目的地に時間内に着かなかったら?もし、必要な書類が期限内に提出できなかったら?もし、製造した製品が原料の品質が問題で不良を起こしていたら?と考えると、その影響は非常に大きなもので、一学生では想像できないぐらい多くの人々の生活に影響していきます。その様な毎日を支える自負と責任感、それが学生と社会人の大きな違いだと思います。[あなたの夢]私は、まだまだ半人前だと思いますが、早く一人前の仕事ができるよう、頑張って生きたいと思っています。